「菜漬器 浅漬け名人」と「黒川金右衛門の梅干し」

おはよう。
今日も暑くなりそうだね。

コレ知ってる?

「菜漬器 浅漬け名人」っていうらしい。

名前の通り、浅漬けを作る容器なんだ。
母がずっと前から欲しがっていて、先日やっと意を決して購入した。
TVの通販では1〜2週間待ちだそうで、けっこう売れている(?)んだって、母曰く。


磁器製なんだけど、原料に「電気石タウマリン鉱石」が含まれていて遠赤外線(育成光線領域)を放出しておりまろやかに素早く(1〜1時間半)熟成する…ということだ。

ほんとかよ…?
胡散臭いな(笑。

今日、つかってみてというか、漬けてみて(母がね)驚いた。

うまいんだ。
あっさり、甘みがあって、サラダ感覚。

特筆すべきは、塩の量だと思う。
かなり少なめの塩で(材料の「1.5%」500gだと大さじ1/2)美味しく浸かる。
その味わいが、感覚的に新しいと思う。

漬け物って、その塩の量がキモじゃない?ちょいとコツがいる。
わかりやすいレシピ集がついてるし、なるほど「浅漬け名人」になれるかもしれないな。

コレはね、先日の大分旅行の時、道の駅でかった梅干し。
日田・大山っていうところは梅の名産地らしく、そこで行われている「梅干しコンクール」で優勝したもの。

梅干し大好きなんだけどさ。
最近スーパーなんかで買う梅干しって、よけいなこと「減塩」なんてしてあって、おそろしくまずい。
焼酎のお湯割りなんかに入れたらよくわかるよ、化学調味料みたいな味がすごい。


だいたい梅干しっていう保存食の「塩」を減らすっていうのが、本末転倒のような。
ペペロンチーノつくるのにオリーブオイルをつかわないようなもんだ。
じゃあ、わざわざペペロンチーノ食うなつーの。

この黒川金右衛門さんの梅干しにかかわらず、ここのコンクールの入賞梅干しって、見かけたら必ず買う。
ハッとするほど旨いんだ、ちゃんと「しょっぱ旨い」(笑。

浅漬けも梅干しもさ、おいしく食べられる塩の量ってある思うんだ。
何につけてもだけど、おいしく感じるところがカラダの求めてるところだと思うし、ただ食べ物の方をいじくるんじゃなくて、自分のカラダの本能っていうかさ、感性を訓練しないとだめだなあ、って最近思う。

キャベツとミョウガ、大根の浅漬けと梅干し。
あとは、ごはんとなめこのお味噌汁と、あじの開き。
和食って、粗食でもこんなに豊かなキモチになれるのはなぜだろう。

いただきます。



浅漬け名人

浅漬け名人

(けっこう、高いんだね…笑)